「戦争法」違憲訴訟の会は、
安保法によって憲法が保障する「平和のうちに生きる権利」を侵害されたとして、2016年6月8日に大阪地裁に1次原告713名で提訴し、同年11月に2次原告が提訴し原告合計1010人で活動する市民グループです。
実際に武力行使してしまう前に、安保法の差し止めを実現させなければ、物事は転がりだすと誰も止められなくなってしまいます。
この危機感を多くの方と共有したい。その一つの手段として訴訟を起こしました。後悔しないために、わたしたちにも出来ることがあります。
~これまでの活動~
2014年
7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定される。
12月秘密保護法(13年12月6日成立)が施行
違憲訴訟への動きが、冠木克彦弁護士・岡本隆吉さん・服部良一さんの3名から始まる。
2015年
5月『集団的自衛権違憲訴訟の会』が正式に発足する。
6、7、12月に勉強会を開く。
9月19日戦争法が成立
2016年
6月8日 1次原告が大阪地裁へ提訴する
11月 2次原告が大阪地裁へ提訴する
■設立趣旨■
被害は自分には及ばないといえるのだろうか
経 済生活、テロによる攻撃、戦争動員について考えてみよう。また、戦争が終わったとしても平和はすぐには回復しない。戦闘が終結しても不安は常につきまと う。戦争被害は裁判では救済されない。 自分の選択によってどういうことが帰結するのかをあらかじめ考え、自分の行動を選択する(帰結主義)のが大切。相手や他者への思いやりや共感が必要だ。 現在は、制度としては戦前と異なるとはいえ、実際には運用上さまざまな自由が制限され(放送法・電波法)、同調圧力が常にかかっており、自発的服従に誘導 される。
批判するなら今だ。