5・30 『戦争法』違憲訴訟の第三回口頭弁論
- ikensosyo-kai
- 6月, 01, 2017
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『戦争法』違憲訴訟の第三回口頭弁論が五月三〇日大阪地裁で開かれ、その後、『戦争法』違憲訴訟の会主催の、提訴1周年の記念講演会がエルおおさかで開かれ、一二〇人の人々が参加しました。
初めに、会を代表して服部良一さん(共同代表)があいさつ、「今日の裁判は、原告適格性、被侵害利益・処分性をどう立証していくかという意味で重要な局面の裁判だった。戦争法によって自衛隊がどのように変容していくのかを、今日の講演でしっかり学んでいきたい」と述べました。事務局(岡本隆吉さん)からは、この一年間の会の活動経過と財政報告、安保法制違憲訴訟の全国情況の報告がありました。
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冠木克彦弁護士(弁護団長)は、
「この裁判は全国的に広がっており、全国で二一地裁約六千数百の原告だ。現在腐敗的な政治現象が起きている中で、最も重要な戦争と平和の問題をまともに提起している政党がみあたらない。そのような中で市民運動が違憲訴訟を提起している。過去の経験を現代につなげ、目の前で起きている危険を訴える、この二つを全国に広め宣伝していきたい。過去の戦争被害を確定しそれが現在に続いていることを訴えていくことで、世代交代の進行によりがらっと世論が変わって行くのを食い止める、朝鮮半島危機の中で何かことが起きたらどういう事態になるのか、具体的に語っていかねばならない。戦争法ができたことで自衛隊法が変わった。その逐条解釈をしていくと大変なことになっている。そのことを含めて、次回の準備書面をつくっていきたい」
と、裁判の意義について語りました。